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サトウトクヤのアレクサンダー・テクニーク~トランペットを誰もが楽しめる楽器に~

トランペット、アレクサンダー・テクニーク教師サトウトクヤのブログ。アレクサンダー・テクニークとトランペットについて。Facebookページやツイッターもやってます。

ATと体の事WS2015 体験レッスン6「ムーっとこもった音になってしまう。」

アンブシュア トランペット初心者の皆さんへ バジング レッスンの様子・読者さんのご質問

国立音楽大学でトランペットを学ばれている谷村篤さんの体験レッスン。

個人レッスンにも定期的に通ってくださり、今回のワークショップにも参加してくださいました。

 

tokuya-tp.hatenablog.com

 

 

当初はアレクサンダー・テクニークがメインのレッスン内容でしたが、ある段階から先に進みにくくなり、少しアンブシュアを変更してもらったところ非常に効果があったので、最近はアンブシュアをアップデートする方向でレッスンを進めています。

 

 

最近、「ムー」っと唇に力が入った音になってしまう

軽く吹いてもらうと、見た目上そんなに力が入っていないように見えたのですが、音はこもっているので唇やアゴといった口周りをフリーにする方向で進める。

 

アゴの動きはどうですか?

「先週(のレッスン)よりはフリーで、唇や口はキツくはないが音的には「モー」っとこもった音になってしまいます。」

 

唇を内側に巻きこんでからマウスピースを当てて、息の音だけが「シュー!」って鳴らすように息を吹いてもらって良いですか。

 

(しゅーーーー!しゅーーーーーー!!)

唇の力みが取れ、見るからに柔らかい唇になった。

 

 

何回か続けてもらい、今度はそのまま音にしてもらう。

 

→こもった感じは無くなり、芯のある音に。

恐らく、長年の習慣で「音を出す=唇をしめる」が身についてしまったのだと思います。

 

さっきと全然違うのは唇の端の力み。ムーってつまった音は唇の閉じ過ぎにあったみたい。唇のフリーさはどうかな?

「そうですね、さっきよりかは大分フリーです。」

さっきは結構フリーで吹けているのかな?とも見えたのだけど、こうしてみると全然違う。

 

(個人レッスンでも伝えた)この息だけの練習はやってる?効果のほどはどう?

「やらないよりは全然鳴るようになります。音が出なくなった時にもこれをやると鳴らなかったのが出るようになります。」

 

 

普段の練習ではこまめにそれをやると良さそう。

あと、曲の練習中なんかでは大きめのマウスピースを使うと良いかもしれない。今のバック10-1/2Cだと閉じ過ぎる前の習慣が出やすいので。

 

 

唇を閉じ過ぎる習慣と粘膜奏法とバズィング

いわゆる隠れ粘膜奏法だった谷村さん。

粘膜奏法の人やマウスピースでバジングをする方は唇を閉じ過ぎてしまう傾向にあります。(上手な人はバジングと楽器演奏時とを無意識に切り替えているのですが、皆が皆そうではありません。)

 

トランペット吹きにとって唇を閉じ過ぎる習慣はバテにつながり、やがて演奏不能に陥ります。よく「スタミナが無い」と言いますが、この吹き方ではプロでも演奏不能になると思います。

 

個人的に、マウスピースでの練習は明確な目的や意図を持って取り組んで欲しいと思っています。唇を閉じるクセが付き易いと思うので、バジングやペダルトーンは適切な指導が出来る先生の指示のもと行った方が良さそうです。

 

 

谷村さんが書いてくださったワークショップのアンケート

普段の悩みとして「アンブッシュア、奏法の改善」がありました。

 

今回WSに参加して「普段のレッスンで教えてもらっている事を再確認でき、身体についての新しい知識も取り入れられました。」

 

普段の悩みについては「良い方向に前進しました。」

 

「プロアマ問わず、トランペット奏者」にトクヤさんのワークショップ、レッスンを勧めたいです。

 

今後は「奏法やセクションでの吹き方」について知りたいです。

 定期的にレッスンに通って頂いてますが、ここまで詳しく身体の事について説明した事は無かったです。ワークショップと個人レッスンそれぞれ良い所がありますね!

 

いつかアレクサンダー・テクニークを取り入れたビッグバンドを作りたいなぁ、と思っています。

 

 

 

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