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サトウトクヤのアレクサンダー・テクニーク~トランペットを誰もが楽しめる楽器に~

アレクサンダー・テクニークとトランペットについて書いてあるブログ。

ATと体の事WS2015 体験レッスン1「ブレスをすると肩が痛くなります」

先日「金管楽器奏者に伝えたいATと体の事」と題したワークショップを開催しました

 

tokuya-tp.hatenablog.com

 

おかげさまで満員御礼!とても有意義な1日となりました。

講義の内容の途中や最後に体験レッスンとして、参加者の皆さんに簡単なレッスンを受けて頂きましたので、その内容をこれからお伝えしていきたいと思います。

 

ブレスの時に肩が痛くなる。 

武蔵野音楽大学でトランペットを学ばれている佐藤未歩さんのお悩み

「限界まで息を吸おうとすると肩の辺りが痛くなる。」

「あるウォームアップのフレーズが、いつも最後まで出来ない。」

 (音域は1オクターブでしたが長めのフレーズでした。)

 

座る時と楽器を構える時に気になる点があったので、まず座る時から見て行きました。

この2つは楽器問わず多くの方がやりがちな事でもありました。

 

座る時に何かこう座ろうって思いながら座っていますか?

「いえ、特には・・・」

では一度背もたれに寄りかかって頂いて、「頭の重さが骨盤に降りてくる、肋骨は骨盤よりも前にある」と思いながら座りなおしてもらって良いですか?

 

すると音が太くなり、余力を残して最後まで吹けてしまいました!

 

どうでしたか?

「えー、なんか、何かが全然違う。何ですかね?違い過ぎて(笑)でも何が違うのかが・・・」

「吸ったらいつもより後ろ側が広がった感じがしました。」

ご本人もかなり驚かれている様子。

 

今やったのは体の事を「思っただけ」です。特に体をこう動かそうとか、そういった指示はしていません。思ってもらっただけです。

 

音が変わったの分かりましたか?

「はい、音が違いました。暖かい音になりました。」

 目の前で聞いていた方も凄く頷いてくれていました。

 

佐藤さんには座る時に、骨盤を前に出すクセがありました。

そのせいで上体が後ろに倒れそうになってしまい、倒れないように腹筋を少し固めて支えていました。結果、腹筋は息を吸う事吐く事に参加し難くなってしまったのでブレスが大変になってしまっていたんですね。

 

 

「肩の痛みがまだあります」

 

それでは、ヒジは前に曲がります、腕も前に曲がります。楽器を構える時もヒジもうでも前に曲がると思いながら構えてみるとどうでしょう?

頭が動けて、体全部が動けて、ヒジ前、腕前と思いながら吹いてみてください。

 

 (もう一度ウォームアップを吹いてもらう)

息吸った時の方の痛みはどうでした?

「今は無かったです。」

 

腕を前に持ち上げる時に、無意識に肩まで上に持ち上げてしまうクセがありました。

トランペット等は前で構えるのでぶら下がっている状態から腕を前に出す必要がありますが、肩まで持ち上げてしまうと余計に疲れてしまいますよね。

 

全然いつもと違う、変な感じ。いつもは限界まで吸うと限界だなって感じがあり「もう吸えない」って思う時があるんですが、さっきはいつもと同じくらい吸ったのに限界だなと思わなかったです。」

 

ほんの少し不必要な事をしてしまっただけで、筋肉や間接が動きにくくなってしまいブレスを制限してしまっていたんですね。

時間にして10分ほどでした。

 

この2点はよく有りがちな事なので、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

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