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サトウトクヤのアレクサンダー・テクニーク~トランペットを誰もが楽しめる楽器に~

トランペット、アレクサンダー・テクニーク教師サトウトクヤのブログ。アレクサンダー・テクニークとトランペットについて。Facebookページやツイッターもやってます。

トランペットを構える時、ある事を思って響きのある音に

皆さんは楽器を構える時どんな事を考えて構えているでしょうか?

以前僕は、結構余計な事考えたり、何も考えない事が多かったです。アレクサンダー・テクニークを始めてからは頭と身体の事を考えて「マウスピースが口にやってくる」もしくは「腕が楽器についてくる」と考えるようになりました。

 

これだけでも身体の緊張が減りだいぶ変わるのですがもう1つ、先日来日していたヴィヴィアンに教えてもらったアイディアをご紹介します。

 

 

1つは楽器の重さを知る事。

トランペットはヤマハですと約1kg、バックは1.2kgほどあるらしいです。構える時はその重さ分の楽器を身体の前方に持ってくる訳ですが、普段の時(楽器を持っていない時)のバランスのとり方で良いと思うでしょうか?

 

試しに何か重い物を両手を前に伸ばした状態で持ってみてください。前足にかなりの体重がかかり身体が硬直しますよね?結構重い物なら意識して重心を後ろにする等して姿勢を変えるのですが、1kgぐらいの楽器ですと重さを忘れてしまう事が多いんですよね(そして後々腕が疲れる)。

 なのでまずは楽器の重さを再認識し、そして重心バランスが変わる事を許してみてください。

 

 

2つ目は、その時どこで後方にバランスを取るか。

頭がい骨で?バランスは取れますが楽器の向きが・・・。背骨を反らせて?脊椎はなるべくS字カーブのまま上手く重さを分散して欲しい・・・。股関節?お尻を突き出して・・・骨盤底筋使い難そう?

 

ヴィヴィアンに教えてもらったのは足首です。

僕もそうだったのですが、ひざや足首を固めて立っている人って結構多いんですね。なので試しに楽器持った手はぶらーんとして、足首から前後にゆらゆら動いてみてください。そして身体が後ろにいくと同時に構えてみると緊張が生じにくくなります。慣れてきたらゆらゆら動く必要はありません。パフォーマンスをする時はやはり身体の軸に近い方が有利なんですね。そしてこの現象はトランペットだけでなくトロンボーン奏者にも起きているんだそうです。

 

小学生ではバランスが悪いという事でコルネットを吹かせているところもあるそうですが、この事を知っていればトランペットでも十分バランスを取ることが出来るのではないか?と思いました。

 

 

最後に、背骨で楽器を支える。

これは最近気付いたのですが、練習していて腕が極端に付かれている時、背骨を自分で押し潰していたんです。そこで改めて頭と身体の関係性を思い出し「頭は身体の一番高い所にある」と思うと、押し潰していた背筋がスっと伸びて腕も凄く楽になったんです。背骨が楽器を支えると考えると頭から指先までに繋がりが生まれるのが分かりました。

別の方のレッスンの話ですが「ヴァイオリンがあなたの頭を支えている、とも言える。」とヴィヴィアンが話していました。ヴァイオリンを持つ手、腕は鎖骨と肩甲骨に繋がっています。そして胸骨、ろっ骨に続き背骨へ、背骨の上には頭が乗っています。

 

ついつい腕で楽器を支えよう!と思いがちですが、腕の問題だけではなく身体全体の働きで上手く良くんですね。そうすると緊張していた身体も響くようになり音も変わってくると思います。

 

 

ぜひ試してみて下さい。