サトウトクヤとアレクサンダー・テクニーク【無料メルマガ】の購読申し込みはこちら
読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

サトウトクヤのアレクサンダー・テクニーク~トランペットを誰もが楽しめる楽器に~

トランペット、アレクサンダー・テクニーク教師サトウトクヤのブログ。アレクサンダー・テクニークとトランペットについて。Facebookページやツイッターもやってます。

【動画紹介】トランペット(金管)のアンブシュアを形成する4つのステップ

一部ネット上で人気?のチャーリー・ポーターさんの動画を紹介します。

 

チャーリーさんが実演を交えつつマウスピースの当て方を4つのステップに分けて説明しています。またウィントン・マルサリスやドク・セバリンセンといった名手の実際の動きもスローモーションで紹介しています。

 

僕もほぼ同じ考えなので、上手な人と同じような考えだと嬉しいです。何気ない動作を分解し順序立てて説明する考えもよくやります。

PaじゃなくてFaという表現も正に同じ。半分以上同意見かな、残りは英語分からないので(半分も理解出来ているかどうか怪しいですが・・・笑)

 

 

英語ですが動画で分かりやすいのでぜひ見て欲しいです!僕が意味を間違えて書いていたら教えてください・・・

 

しかし、この人上唇の裏に歯のあとクッキリ付いてますね。肌の強さは人それぞれですが、歯やマウスピースの跡が付くのは押しつけ過ぎているからだ!っていうのは迷信ですね。必ずしもそうではないし、そうでない事が多いかも。

 

 

お忙しい方は29:35からどうぞ ↓

youtu.be

 

この他の動画もピンポイントで見れるようにURLを張っているだけで、全部同じ動画です。

 

Facebookページ「STp:サトウトクヤとトランペット」はこちら

 

 

導入

最初の方にパッドをポンポン叩いたり、サックスのマウスピースを使って説明していますが、まだ見てません。時間がある時に見て書いてみます。

 

恐らく振動体の説明?下唇が関係しているとか、サックスのリードを下から押し上げて固くしてはいけない、金管も同じだ、みたいな感じでしょうか?

 

 

1、Hide the red 【12:31~】

youtu.be

直訳は「赤を隠す」。

赤は唇の赤い部分で動画では柔らかい組織と表現しています。

 

上下の歯を近付け先端を付けます。

深く噛み合わせるのではなく、歯の並びを合わせるようにします。

上下の歯を唇で覆いかぶせるのではない、なので先に上下の歯の先端を軽く合わせます。

アゴが上に上がってもOK。

 

分かる所しか書いてません。どなたかこの動画を訳してほしい・・・。

 

唇を横に引くのでもなく、巻き込むのでもなく、動画を見る限り少し上下から挟みこむ様にして隠します。人によっては軽く巻き込むと表現するかもしれません。よく英語のMを発音するようにと言いますよね。エムではなくエンム、ムを発音せずエンで止めるというアレです。

 

上手く出来ない方、唇が厚い方は鼻の下に空気を入れ軽く頬を膨らませ、そのままマウスピースを当ててみてください。リスの様に頬を膨らませると息が漏れない様に唇が突っ張り過ぎてしまうので注意です。吹く時は頬は膨らませなくていいです(自然に膨らむ方はOK)。

 

これをしているから、上手な人は鼻の下や顎の上がぷっくり膨らんでいるんですかね。

 

 

 

2、Create the seal 【13:55~】

https://youtu.be/lLE_-ly8hrQ?t=13m55s

 

直訳は「シールを作る」この場合「封をする」が合っている?
ステップ1で赤い部分を隠した唇にマウスピースで封をするという事ですかね。

 

聞き取れません(笑)全部疑問系にします。

(唇の厚い人もマウスピースの中に入れる事が出来るよ、みたいな事言ってます?)

 

まずビジュアライザーを歯に当て、その位置を目指してマウスピースを当てる、みたいな事してますね。歯とマウスピースで唇をサンドイッチするんだ、とも。ビジュアライザーを歯に直接当てている時、歯は1センチくらい離れていますよね。個人差ありますが実際に吹いている時も上下の歯は離れています

 

そして唇を閉じて実際にビジュアライザーを当てた時の唇はかなりムニュっと潰れています。痛くなるほど押しつけるのはNGですが、密着が大事だと言う事が分かるかと思います。もしかすると大げさにやっているだけかもしれませんが・・・。

 

ここが一番大事

動画でも説明していますが、演奏が上手くいかない人の多くはマウスピースを当てる際にステップ1が解除されています。なのでマウスピースを当てる時にも唇の赤い部分を隠したまま当てる、と意識し続ける必要があります。

 

僕もしつこく言うのですが・・・出来なくて諦めちゃう人多いです。

 

 

 

3、Create the aperture & Taut lip set 【16:44~】

https://youtu.be/lLE_-ly8hrQ?t=16m44s

 

直訳は「アパチュアとタイトな唇のセッティングを作る」??

 

唇をプルアウト(引っ張り出)させる?

(この動きをやる時に)アゴを開け過ぎない?

アゴを落として唇を開くのではなく、口周りの筋肉を使って唇を開くんだよ。

 

19分から唇を開く動きを説明しています。

youtu.be

口周りの筋肉を使って唇を開け、と言ってますね。

上唇を持ち上げる主な筋肉は「上唇挙筋、口角挙筋」

下唇を引き下げる主な筋肉は「下唇下制筋、口角下製筋」

正直名前なんてどうでもいいですね、以下リフト筋で

 

でも僕は出来ません。リフト筋を使うには鼻も持ち上げないといけないし、眉毛もつり上がって般若のお面みたいな顔になります(笑)

 

この「口周りの筋肉を使って唇を開く動き」は超高位置タイプのアンブシュアの人特有の動きなのかな?もしくはそれ以外のタイプの人もやろうと思えば出来るのに、他の筋肉で代用してアンブシュアを作ってしまっているのかも。もしくは表面的な動きは見えないだけ?

 

スマイル時の口の動きは良くないと説明していますが、僕はスマイルに近い動きでステップ3のセッティングをしています。(ステップ2の時に少しリフト筋が動きます)、横に引く動きの筋肉をスマイル筋としましょう。

 

アゴも開きます。チャーリーさんもある程度アゴは開きますね。息を吹く時も僕はリフト筋に動きは見られません。目に見えないだけで働いているのかもしれません。実はこれが凄く大事な要素かもしれませんが、まだ分かりません

 

 

使われる筋肉は置いといて・・・

僕はこのセッティングを「リムが唇を閉じてくれる」と表現しています。 中川喜弘氏は似たようなセッティングで「唇のリード作り」と言っています。表現は違いますし同じ完全に同じモノかは分かりませんが、チャーリーさんもこのセッティングを必要としているんですね。

 

チャーリーさんは唇の赤いところにリムが乗るのを良しとしてない印象。

個人的に唇が出る出ない関わらず、粘膜奏法の人は1と3が出来てないから指摘されているだけなんだと今のところ思ってます。ハミでていてもステップ1~3が出来ていれば大丈夫なのかも? 僕の考えとしてはこちら。

tokuya-tp.hatenablog.com

 ポーターさんとは違い、リムが赤い部分に乗っていても大丈夫という意見。

basilkritzer.jp

 

20:45からは空気の通り道を作るような表現をされています。

唇はリラックスしているし、話す事も出来る。

そのまま演奏に移る事も出来ると思います。

 

 

ステップ3後半【21:15~】

https://youtu.be/lLE_-ly8hrQ?t=21m15s

凄く大事だからか説明が多いような気がします。

 

合ってるのか分かりませんペラペラ

 

(ステップ4の動きをして唇が触れ合っているとしたらそれは十分ではない?)

ステップ3は口を開くんじゃなく、唇をプルアウト(引っ張り出)させるんだ。また、唇を横にプルアウトしてもダメだよ。

唇を前に突き出すパッカーもダメ、唇は歯に対してフラットである方が良い?

 

唇が厚い人はブレス時に限りパッカーでも良い気がします。

 

 

 

4、Wet lips, Breathe & Blow【23:42~】

https://youtu.be/lLE_-ly8hrQ?t=23m42s

 

直訳は「湿らせた唇、ブレスとブロウ」そのまま。

 

サックスのリードが湿っているように(金管の唇も湿らせる?)

完全にドライな唇だとコントロールは難しい(OFF、失われる?)

 

ステップ1~3の後、唇の真ん中を湿らせ、口の横から息を吸う

ブレスの時アゴが開く事を恐れないで、僕は喋れるし口は開いてるけど、(唇は)プレスによって維持されている

 

ステップ3の時に唇を離し過ぎると振動させるのが大変になる。

程良く開いていれば息だけを流せるし、振動にも繋がる。もしステップ1の状態で吹くと良くない振動になる。

 

(唇の赤い部分、柔らかい組織はリムに収めろって言ってるのかな・・・?)

私の意見として、赤い部分にリムが乗っていると耐久性が・・・(何?Endurance tissue?)

(でもリムの跡はギリギリ上唇から出ていますね、僕もこれくらい出ています。)

 

唇を湿らせるといっても、マウスピースを当ててからアパチュア部を少し湿らせているだけですね。ウェット奏法、ドライ奏法とはまた違う感じです。リムに当たる部分はドライ?でアパチュア部分だけウェットの様です。

 

そしてブレスは口の横から吸っています。ブレスの度に口を開けている人はその瞬間アンブシュアが崩れてしまうんですよね。

 

昔こんな事書いた気がします、アンブシュアを崩せと書いてありますが、リムが唇を閉じていてくれるので実際には崩れないのです。詳しくはこちら

tokuya-tp.hatenablog.com

 

 

唇は「Pa」ではなく「Fa」【30:08~】

4つのステップの説明は終わりました。これ以降は関連してますがまた独立した話のように感じます。

 

タンギングアーティキュレーションを唇でやっている人は「Pa」と発音しているので無理が生じる。舌がやるんですよ、的な感じでしょうか?

 

僕も良く「Faって感じでソの音をロングローンしてみて」って言います。たまにファの音吹かれます笑

 

これが上手くいかないのは唇を固くして吹いてしまうから、そしてその感覚が分からない。この4ステップが出来ていればその感覚が分からなくても出来るようになるのですが・・・僕はレールに乗ると表現してます。

 

タンギングに関する記事で「唇でタンギングしている」なんて書いたかと思いますが、こういう事です。

tokuya-tp.hatenablog.com

tokuya-tp.hatenablog.com

 

 

音域によるアパチュアのサイズ【 33:40~】

Pa」と「Fa」の説明の途中にアパチュアのサイズについて触れています。

 

高音に行くにつれアパチュアのサイズが変わる事を説明している様です。

ただアパチュアを小さくするのではなく、「間違った方法でアパチュアを小さくすると破裂してしまうよ」的な事を言っています。アパチュアを小さくと思っていても閉じているだけの人多いですよね。「クローズするんじゃなくて小さくするんだよ」とも言ってます。

 

僕は正しいアパチュアの小さくする方法を知らないし、誤解して間違った方法で吹こうとしてしまう人が多いと感じるのでアパチュアは小さくしようとは思わなくて良い派です。アパチュアは勝手に小さくなりますし、ウェイン・バージェロンはミドルCのアパチュアでローノートもハイノートを吹けとも言ってます。

 

 

 

このシステムの練習方法?【40:00~】

あ、この人は唇を中心に寄せる動きではなく、上下に離す動きでアパチュアを小さくしているようです。矛盾している様ですが。

 

以下、自分なりの考えです。整理してないので思考があっちこっちに飛んでます。いずれまとめます。

 

・口周りの筋肉によって唇を上下に離す。

・リムが唇を抑えているので実際には離れない。

・唇が内側(歯)に向かって引き寄せられ潰れる、潰れた唇が中心に寄る

・結果アパチュアが小さくなる。

 

このタイプの人はスマイル筋を使うとアパチュアを閉じてしまうのかな?

 

パッカーアンブシュアを勧める人はスマイル筋が働き、唇を前に突き出す事によってアパチュアを小さくしているのか。スマイル筋を使ってもアパチュアは閉じずに小さく出来る。(でもバージェロンはリフト筋が働いてる吹き方だけどパッカーを推奨していたはず・・・違う意味かな)

 

チャーリーさんを真似して、フラッタリングの状態でリップバズィングに切り替えるとリフト筋(上唇挙筋他)をかなり使います。僕はリップバズィングが苦手でやってもすぐ口の調子がおかしくなってしまうのでやらなかったのですが、苦手な理由がなんとなく分かったような気がします。リムバズィングでもある音域から切り替える必要があるので。

 

唇が歯に近いほど振幅は狭くなるので高音に有利って事かな?GRのアルファアングルと同じ考えですね。でもアルファアングル同様に腑に落ちないなぁ。アルファアングル面や歯に近くなくても振動が細かく早ければいいんだよね?

 

リップバズィングが出来ない=アパチュアをリムと一緒に作っている事になるので、唇を固くすると一瞬で振動が止まってしまうんですよね。くわしくは下の記事。(マウスピースの位置が骨格的に上目の人、リフト筋が自然と使われ易い人はこういった面で有利だなぁと感じています。)

tokuya-tp.hatenablog.com

 

42:50~から、小さいマウスピースはこの辺りを必要としない?と説明している様ですが英語ペラペラで何の事やら・・・

 

46:50~

偉大なサックスプレイヤーはリードを噛まないようにみんなこの筋肉を使っている?

 

フィリップ・ファーカスの本を紹介していますね、フレンチホルンのアンブシュア本じゃない、金管全般に言えるそうです。

 

 

上唇挙筋、口角挙筋の持ち上がる動き【48:40~】

youtu.be

 

散々書いてきましたがこのリフト筋とスマイル筋を使い分けるリップスラーの動画は非常に興味深いものがあります。チャーリーさんを始め演奏時にほうれい線がくっきり出るのは超高位置タイプの人の動きだと思っていたのですが、自然な吹き方だとみんなこうなるんでしょうか?良く分かりませんが。

 

ただ先にも書きましたが、使い分け出来る人達がいるのか、この人達は動きが見えやすいだけなのか、スマイル筋しか使えない人達がいるのか、スマイル筋メインの人はリフト筋メインで吹けるようになるのか、リフトメインで吹けていても動きが見えないだけなのか。

 

動きがハッキリ見える人なら真似するのもありかと思いますが、そうでないなら筋肉の動きよりも音で判断した方が良いです、当たり前ですが。それにリフト筋が動いてなくてもこれくらい吹けちゃう人はゴマンといるでしょう。

 

 

www.youtube.com

ファーガソン、ジェームス・モリソン、サンドバル、ヴィズッティ、エリックさんは口角が下がります。サンドバルは口角が下がり頬骨あたりが膨らむ?

セバリンセン、バージェロンはリフト筋が上がりますね。

 

人によるってのが今のところの答えでしょうか?やはり骨格などで違うのかもしれません。結局は唇がどうテンションを保っているかなんでしょうね。リフト筋が動く人の高音は細い印象だったのですが、スマイル筋が動く人でも細い人は細かったです。

 

 

 

楽に吹く事と音量・音圧について。

しかし、チャーリーさんをはじめノンプレスや開放ペダルCから高音に繋げる系の人の高音が弱く感じるのはなぜなのでしょうか。説明している動画だから音量音圧は出して無いだけなのでしょうか?

 

大きいor深いマウスピースを使用しているからなのか、見た感じ振動範囲以外の唇を固くし振動範囲(アパチュア)を狭めているからなのだろうか。小さいマウスピースを使用すればビッグバンドのリードを張れるような強い音になるのでしょうか。

 

tokuya-tp.hatenablog.com

 

楽に高音が吹けるに越した事はありません、僕も一時期ダブルハイGがハイCくらいの労力で吹けていた時期がありますが、音が弱いんです。個人的な望みとしては昔のようにフルサウンドでビッグバンドのリードを吹きたいんです。昔の様に吹けるようになるには何が必要なのか、何をしなくなってしまったのか。スランプ以降ずっと探してます。

 

ミドルGからダブルハイGに繋げる事は今も出来ませんが、これよりもっと力強く楽にダブルハイCが吹けていた身としては、求めるものと方向性が違う気もします。アレクサンダー・テクニークを習い始めてから音域が1オクターブ上がった事もありましたが、どうも?アレクサンダーは身体の事なので何でも役立つと思っているのですが、ここ2,3年採用していた奏法が自分が求めるモノとマッチしていなかったように思います。 またATでも流派の違いがありますからね・・・。

 

 

 

この動画に出てきた考え方について

最後に、この動画が正しいという訳ではありません

 

マウスピースのセッティングについては僕も採用しているし人に伝えている方法ですが、そうでなくても吹ける人はいるでしょうし、これらも含め結局は唇の習慣だと思っています。

 

ただ、マウスピースの当て方についてはこの方法を採用すると安全なのではないか、と個人的に感じているのでおススメはしています。細かい事考えなくともこれが出来ていればある程度は吹けるようになります。逆にこのステップを踏まなくても高音バリバリ吹いている方いますが、吹いた瞬間からバテていくと話していました。

 

口周りの筋肉の働きについては僕は採用していません。というか出来ないし考えた事もありませんでした。もちろん非常に興味深いので、2日がかりでこんなブログ記事を書いてしまいました。最後まで見てみると、当て方やセッティングは同じ、唇全体を湿らせるか真ん中だけを湿らせるか、口周りの筋肉の使い方は違う(けど結果は同じになるのでは?)、という感じです。

 

 

 

長々とお読み下さりありがとうございました。

この記事に限らず感想・ご意見などコメントお待ちしております。

 

このブログにコメントくれた方1人もいないんですよね。

FBページでも歓迎です。

Facebookページ「STp:サトウトクヤとトランペット」はこちら

 

 

 

tokuya-tp.hatenablog.com

www.reservestock.j最近メルマガ配信してませんが、ごくごくごくごくたまにお得情報が行きます