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サトウトクヤのブログ~トランペットを誰もが楽しめる楽器に~

アレクサンダー・テクニークとトランペットについて書いてあるブログ。

「左腕が凄く楽でした!」バス・トロンボーン奏者の痛みを解消した何気ない一言。(&お節介な方へ)

私が所属するバンドのリハでの事。

 
先週のリハでバストロンボーンを担当しているメンバーが、リハ中にずっと左腕をグーで叩いていました
 
あ、私のでなく彼女自身の左腕を叩いていました。
 
 
そういう楽しみもあるかもしれませんが、もしかしたら何か困っているのではないか??と思い、リハ終了後に聞いてみると
 
バストロンボーンが重くて左腕が痛いんです・・・」との事。
 
楽器構える時に何かしてるのかな?、今度のリハで見てみようと思いました。

 

 
そして昨日のリハの音出しの時に彼女を見てみると、構える瞬間に背筋を正しているのが見えました。
 
その他にも細く幾つか見えましたが、これが大きな原因そうです。
 
 
「試しに今日1日猫背で吹いてみたらどうかな?」
 
「え?猫背ですか?(キョトン)・・・分かりました、やってみます。」
隣の子に「猫背で吹いてみてだって〜」
 
もしかしたら可愛い顔して(猫背で吹けるわけないじゃん、何言ってるの〜笑)と思われていたかも分かりませんが・・・それは私の思い込みなので気にしない事にしました。
 
 
 
リハ中、何でこんなにハイD〜Gが出てくるの!とヒイヒイ言いながら吹いてると、彼女が左腕を全然叩いていない事に気付きました。
 
効果あったかな?でも何も言ってこないのでイヤイヤやっているのかもしれない・・・
 
「無理に猫背にしなくても大丈夫だよ、上体起こしたくなったら起こしても良いし、一番楽な姿勢でいれば良いから!」
 
「あ、はい。」
 
 
・・・強制してるのではないかと少し不安になってきました。
 
 
 
 
3時間のリハが終わり、僕の唇も終わりました。
今日も疲れたなぁと思いながら片付けていると
 
「今日は左腕疲れませんでした!ありがとうございました!!」
 
と嬉しそうに報告してくれました!
 
「ほんと?言われたから仕方なくやってたとかじゃなくて、本当に痛くなかった?」と心配性な私。
 
「はい、とても楽でした。」
 
お役に立てたみたいで良かった〜(早く言ってよ〜ε-(´∀`; )笑)
 
 
背筋を正そうとすると胴体が緊張するので、肩や背中からも腕につながる大きな筋肉も働きにくくなり逆に疲れちゃうんですよね。
 
 
彼女のバストロライフに幸あれー
 
 
 
 
それと、途中冗談っぽく私の心境を書いてました
 
何かアドバイスする時「こう思われたらやだな、うるさいと思われてたらどうしよう」と不安になりがちなんですが、その時点では単なる思い込みでしか無いんですよね。
 
今回のケースも実際そうは思ってはなく、むしろ良い方向に受け止めてもらえていたようです。
猫背=良くないという思い込みがあったので、混乱していただけだと思いました。
 
 
後輩や生徒さんのリアクションが薄くても、本人にはちゃんと聞こえていて頭の中に入ってるんですよね。
 
今回のように一見ノーリアクションに見えても、それがその時の彼女にとってのリアクションなんです
 
なので無理に「はい!」「分かりました!」と言わせるよりもよほど身につくのではないか?と思いました。
 
 
 
何かを提案する時、否定から入るとこの様な不安に襲われ易くなるかもしれません。(自分が言われる側なら、そうですよね?)
 
自分が相手にどうして欲しいのか、どうなって欲しいのかを言葉にして伝えると良いと改めて思いました。
 
 
 

 

 

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