サトウトクヤとアレクサンダー・テクニーク【無料メルマガ】の購読申し込みはこちら

サトウトクヤのブログ~トランペットを誰もが楽しめる楽器に~

アレクサンダー・テクニークとトランペットについて書いてあるブログ。

タテを揃えるよりも音程を合わせるよりも大事な事。

最近思った事です。

 

楽譜通りに吹く事、タテを揃える事、音程を合わせる事、響かせる事・・・

先生や先輩、同級生や自分自身からも色々と要求される事はたくさんあると思います。

言われた事、大事だなと思った事を意識して取り組むのは大事です。

 

でもそれらより大事なのは思い切り吹く事、のびのびと演奏する事だと思いました。

 

 Facebookページ「トランペット奏者のためのアレクサンダー・テクニーク」はこちら

無料メルマガはこちらから(レッスン割引のご案内などさせて頂く予定です。)

 

 

縦を揃えたり音程がばっちりだったり、これらを最初から完璧にやれる人はまずいないと思います。人それぞれ得意な事があり、苦手な事、気付いてさえいない事があると思います。得意な事はそのまま伸ばし、苦手な事は練習し、気付いていなければ気付かせてあげればいいだけです。(出来てないと指摘するだけは指導ではありません。)

 

でもすぐ出来るようになる事もあれば時間がかかる事もあります。人にもよるでしょう。全く気にしてなかった事、意識してなかった事を意識して吹けるようになるには意識し続ける事が大事です。

 

しかし常に意識する事がなかなか難しいんです。アレクサンダー・テクニークのレッスンを受けた事ある方は分かると思いますし、ATに限らず楽器でも何でも同じ事がいえますね。

 

で、それを本人が常に意識し続けられるようになるには本人の意志が必要です。

でも何かに意識を奪われるとすぐ忘れてしまいます。縦を揃える、音程を合わせるなどなど、そしてそれに意識を奪われると今度は他の何かがおろそかになります。

 

1人でやるにはなかなか大変なので先生にみてもらったりします。

ここで先生や先輩の皆さんに意識して欲しい(と僕が思っている)のは、生徒や後輩に思い切りのびのびと演奏させてあげて欲しいという事です。逆に言えば生徒や後輩にキツく当たったり、否定したりしないでほしいのです。

そんなんではどんどん生徒が緊張してしまいます、力んでしまいます。

 

「もっとリラックスして吹きなよ」とか「楽譜通り吹けばいいんだよ」と思うかもしれません。でも出来ないんですよ。なぜか。

 

 

先生が、先輩が怖いからです。

 

 

とても役立つアドバイスを100言われても、「間違えたら怒られる、呆れられる、見捨てられる、嫌われる」なんて恐怖に意識を奪われ、アドバイスなんて忘れてしまうんです。

 

そしてそんなガチガチ状態で良い音が身に付くのか、見に付いたとして常にそんな身体の状態で吹くのか、体中が強張った状態でどれだけ上達するのかどんな演奏が出来るのか、失敗を恐れ出した音がどんな演奏になるのか。

 

 

中にはいるでしょう、暴言を吐かれてもこなしていく人が。

 

でも僕は違いました、無理です、楽しくないです。

マリオのゲームやってて、敵にやられたり穴に落ちる度に「なんで出来ないの?!」って言われて楽しめる人は限られてると思います。

 

そして、結構な数でいると思います。

tokuya-tp.hatenablog.com

 

 

出来てないところばかり指摘して、ダメ出しして、そこを直すようなレッスン。

もちろんナシではありません、それでやってきた人達、成功した人達もいるでしょうから。否定派しません。

 

でも僕は違うレッスンを採用します。

「出来る事を伸ばす」の意味が最近分かって来た気がしました。

そしてこれは、いわゆる「出来ていないとこ」を放置・無視しているではなく、包括的に良くする方向に向けていく、そんなレッスンです。

 

 

先日のブログも似たようなものかもしれません。 

tokuya-tp.hatenablog.com

 

「なんで出来ないんだ」「何回も言ってる事だ」「こんなにやってるのに」

 

 

・・・・ レッスンは絶望でなく希望を与える場所だと思いました。