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サトウトクヤのブログ~トランペットを誰もが楽しめる楽器に~

アレクサンダー・テクニークとトランペットについて書いてあるブログ。

☆「喉を開いて」「あくびの様なブレス」「裏声で高音を吹く」は身体のここの事を言っている。

管楽器を演奏していると必ずと言っていいほど言われる「喉を開いて」

大きなブレスをするために「あくびの様なブレス」

高音が薄っぺらくならないために「裏声のように高音を吹く」

 

これらはノドの事を言っているようで、多分違う場所を指していたのではないでしょうか。

  

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ノドを開いて、と言われるとどの辺りをイメージするでしょうか。

僕は口の中でも舌に近いところから首元あたりを意識していました。

 

そもそも僕はノドについて考えた事が無かったのですが、ノドを開けと言われて苦しんでいる方が多くいるそうなので役に立てればとこの記事を書きます。

 

 

あくびのようなブレス

先に書きますが「ノドを開け」がどこを指しているかというと 「軟口蓋(なんこうがい)」の事だと思います。声楽の方なら良くご存知かと思いますが、舌で口の天井をなぞっていき途中で柔らかくなるとこです。

 

あくびのようなブレスをするとノドが開いて良い、なんて言われているみたいですね。多くのトッププレイヤーも似たような事を話しているそうです。

 

ただ、彼らが体感しているノドと一般人のノドのイメージがズレているので誤解があるかもしれません。なので一度舌で軟口蓋をなぞって確認してから試してみるといかがでしょう。

 

 

意識的にあくびをする、軟口蓋を上げる

ちなみに、現在来日中のサラ・バーカー先生が去年「あくびは意識的に出来るものよ」と授業で話されていました。

 

また、ヴィヴィアン先生も「笑顔になれば軟口蓋は自然に上がる」とも説明してくれました。

 

やり方としては

1、口を閉じたまま口角を上げほほ笑む

2、鼻からゆっくり息を吸う

3、あくび

 

一種のヨガのようなものだと思ってくれればOKです、あくびするとスッキリしますしね。あくびは脳に酸素を送ると言われてますが、最近は脳の熱を冷ましているという学説もあるそうです。

 

分かり難い場合は「ハーー」と口から息を吐き、そのまま鼻息に変えてみてください。鼻の後ろ奥あたりが動くのを感じますが、軟口蓋が息の流れを切り替えているんですね。

 

 

裏声の様に「ホー」のシラブルで高音を吹く

これは半年~1年前くらいに、とても上手なアマチュア(?)トランペッターの方に教わりました、ダブルハイ音域も吹きこなしてしまう方です。 

 

裏声、ファルセットのように吹くとは良く言われていましたが「ホ」のシラブルで吹くという言葉は初めて聞きました。ですが「オー、トー」は低音時に役立つシラブル(舌の形)です。

 

矛盾を感じつつ試しに「ホー」と思いながら高音を吹くと、スルっとハイG、ダブルハイCが出たんですね。この時気付いたのは舌・シラブルとしては高めの位置にあったのですが、いつもより軟口蓋が開いたままでした。つまり大変な時は高音でノド(軟口蓋)をしめていたんです。

 

いつもより軟口蓋が広いのでその分息が必要になり、息の仕事メインでスムーズに高音を出せたのだと思います。拡げている訳ではなく、通常時の広さを維持したまま吹きたいと思っているだけです。

 

バジルさんも「ノドを開く筋肉はない」とブログに書いてましたが、ノドを開けと言われている方はノドをギュっと閉じているんだと思います。なぜギュっとしてしまうかというと息が足りないからだと思っています。息の太さや力というよりは流量。

 

息がしっかりと使えていればノドはもちろん唇をしめて吹く必要もなくなります。アレクサンダー・テクニークは問題には直接関与せず、間接的にアプローチ全体を改善してしまう一面もあります。

 

ただ、唇やノドが力んでいるから上手くいかない、だからリラックスさせよう。というアドバイスは一見役に立つのですが、落とし穴があるかなと最近身を持って体験しています・・・。この事については後日書きます。

 

 

アレクサンダー・テクニーク的にも凄くいい!

アレクサンダー・テクニークを学ばれた方なら「頭が動けて・・・」というセリフや「トップジョイント、AOジョイントなんて言葉を聞いた事があると思います。

 

アレクサンダーさんは頭の動きが身体全体の動きのカギだと話しています。

でも頭自体は自分で動きません。実際には首が動く事で頭が動けるようになるのですが、頭がい骨と第一頸椎(1番目の首の骨)が出会う場所をAOジョイント、トップジョイントなんて呼びます。

 

「その上にある頭が動けると思う事」がアレクサンダー・テクニークの第一歩なのですが、このトップジョイントと軟口蓋はとても違い所にあります。舌も近いですね。ですので、軟口蓋を思う事はアレクサンダー・テクニークを使う事に役立つともいえます

 

他にも声楽をされている方が、海外のアレクサンダー・テクニーク教師(確かヴィヴィアンかルシア先生でした)に尋ねたところ「舌を意識するのもアレクサンダー・テクニークの助けになるわ」と話していました。

 

目でも耳でも鼻(鼻腔)でも、色々試してみてご自身の役立つところを見つけてみてください。もし分からなければ船橋、都内でレッスンもしていますので一緒に見つけていきましょう!

 

 

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