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サトウトクヤのアレクサンダー・テクニーク~トランペットを誰もが楽しめる楽器に~

アレクサンダー・テクニークとトランペットについて書いてあるブログ。

鳴らない楽器?従わせるのか、寄り添って吹くのか

今回は楽器のセッティングについて自分の考えを書いてみます。

 

結論から言うと「大体の好みが分かったら後は楽器に合わせて練習しましょう」です。

あるアレクサンダー・テクニーク教師が「人はより良いイスを買い求めるが、自分がどう座っているかには興味が無い」と話していました。イスをマウスピースに、座り方を吹き方に変えると・・・。

 

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たくさんある楽器・マウスピースの種類

楽器屋さんには沢山の楽器、マウスピースがあります。

楽器の仕様は沢山あり、同じBachのトランペットでもベルの形状が6種類以上、

リードパイプも8種類以上あるようです。相性もあると思いますが単純に48通りの組み合わせ、そこに管の太さが4種類、仕上げも4種類以上・・・。

数えていませんがマウスピースは100種類以上はあるんでしょうか。

 

これが1つのメーカーでですから、とんでもない種類がトランペットだけでもある訳ですね。

 

なぜこんなに沢山の種類があるのか、1つは自分がやる音楽をより表現し易くするためなのかなと思います。

楽器やマウスピースによって出てくる音は変わりますし、吹奏感も変わります

簡単に言えばオーケストラで浅いマウスピースを使う人は少ないでしょうし、ビッグバンドの1stで深いデカいマウスピースを使う人は少ないと思います。

 

これらは演奏するジャンルやスタイルによってある程度決まってくるのではないでしょうか。なので曲に合わせて道具を変える事は良いと思いますし、ある程度必要になってくる場面もあると思います。(始めたての方は逆に変えない方が良いとも思いますが)

 

 

マウスピースの口当たりとリム形状

もちろん骨格や歯並びでマウスピースのリムの形状や内径が変わる等はあります。

靴選びに例えられたり、出来る限り小さいモノ(≒大きいモノ)を使いなさいとも言われていますしある程度吹けばリムの内径は決まります。単純に分けるとリムの形状もフラット、セミフラット、セミラウンド、ラウンドの4種類なので、1,2年もするとどのくらいが好みなのかも分かるようになると思います。

 

ジャンル毎にマウスピースを変える場合、理想は好きなリムを切り取ってネジ切りにしたり、拡大or縮小コピーして使うと良いと思います。個人的に他メーカーのを使いたい時は、今のリムに似ているのを選ぶくらいで良いのかなと。

 

ですが、自身の吹き方を見直さず「セミフラットリムが好きなんだけどあと0.2ミリ丸かったら・・・」「内径が16ミリまでとは言わないけど、16.1ミリくらいであってくれたら・・・」といった考え方ですとドツボにハマり易いのかなと思います。いわゆるマウスピース沼に。

 

 

吹奏感・息抜け

口当たりの他に気になるのは吹奏感、息の抜け具合ですね。

口当たりはその人の骨格・歯並びによってある程度決まりますが、吹奏感に関してはその人の吹き方次第でどうとでも出来るポイントかもしれません。

 

例えばトランペット吹きが高音を吹くと「息が入らない」「楽器が反応しない」「唇が底に当たって振動が止まる」といった問題に直面します。

そこで良くあるのが「息が入らないから管を太くしよう」「パーツを外してor交換して反応を良くしよう」「マウスピースを深くして振動が止まらないようにしよう」といった解決策です。

 

ですが息が入らない、楽器が反応しないというのは何かをした結果です。結果を変えるのではなくそこに至る過程が大事だと思うようになりました。

これらの解決策が悪いという訳ではないのですが、自身の吹き方を見直さずにすぐ道具を変えるのでは、また別の問題にぶつかってしまうのではと思うんです。乱暴に吹いてたらどの楽器も息がつまります。

 

「これが俺の吹き方だ!」「この楽器は鳴らない!(良いんだろうけど自分には合わない)」と思われるのも良いのですが、その楽器には制作者の意図があってその形になっているので、合わなければ合わせるか他の楽器・マウスピースを吹いた方が良いのかなと思うのです。

 

こちらも参考に

tokuya-tp.hatenablog.com

 

 

道具を変えるのはより良い演奏のためであり、自身の不足分を補うためではない

良い表現が見つかりませんがある程度奏法が確立していている方なら、プロアマ問わず妥協せず細かい点を追求して行くのもありだと思います。時間の取れないアマチュア奏者がより少ない時間で結果の出せる道具を選ぶのも良いと思います。

 

よく「人の身体は楽器を吹くように出来ていない」と言いますしね。ですが逆に言えば「楽器は人が吹くように作られている」とも言えます。

昔よりも楽器製造の技術は進歩していると思います。ほんの数ミリ毎にマウスピースを作っているメーカーも少なくありません。それくらい道具は私達に寄り添って来てくれています。

 

そろそろ私達が楽器に寄り添っても良いのではないでしょうか。あと0.1ミリ大きく!あと0.2ミリ深く!なんて言ってたらキリないですしね。

 

 

続けて、スロート拡張について書こうと思います。

書きました↓

tokuya-tp.hatenablog.com

 

 

 

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tokuya-tp.hatenablog.com