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サトウトクヤのアレクサンダー・テクニーク~トランペットを誰もが楽しめる楽器に~

トランペット、アレクサンダー・テクニーク教師サトウトクヤのブログ。アレクサンダー・テクニークとトランペットについて。Facebookページやツイッターもやってます。

「本番になると出なくなる高音が出るようになった!」生徒さんのお話。

2017/5/2

先にこちらの記事を読んでみてください

tokuya-tp.hatenablog.com

 

 

先日レッスンをした生徒さんのお話です。

 

高校生のOさん、本人の悩みはバテやすい、音域を伸ばしたいなどなど・・・。

2週間前に始めてレッスンをした時は特に問題なく吹けていましたが、かなりサウンドが暗く、倍音が少ない印象

 

レッスンを進めて行くとアンブシュアを作る際にあるクセを発見しました。

そしてそのクセはある症状を引き起こしていました、粘膜奏法です。

 

粘膜奏法について

私がアンブシュアについて悩んでいた時「目でも耳でも吹ければ良い」という言葉を授けて下さった私の師匠でも、唇がリムからはみ出るのだけはNGでした。

私が見たり読んだりした情報の中でも恐らく世の多くのトランペッターはOKを出していません。

 

メルマガや前の記事でも書きましたが、音を出す事を急ぐあまり、結果身についてしまうように感じます。

 

 

私の経験上、粘膜奏法の方は高音が苦手で、出てもバテ易く、音量も出し難い印象にあります。

脱・粘膜奏法を進めた後輩達はバテはもちろん、音質が良くなり音域も増え、シェイク(リップトリル)が出来るようになった子もいました。

 

 

そこで彼女自身に説明し、このままで行くか新しく挑戦するか選んでもらいました。

指摘する際に気を付けた事はこの記事の後半に書いてあります。

 

 

 

2週間で劇的な変化が

初回のレッスンは私なりの脱・粘膜奏法案と基礎的な事をお伝えしました。

その日のうちにすんなり脱粘膜奏法が出来た彼女の反応は「いつもより唇が振動していて、お腹を使っています」との事。

粘膜奏法は音は出やすいので中低音の時点からお腹、息を使わなくなってしまうんですね。そうなると高音では圧力が足りなくなり唇をしめたりして出すので限界が来てしまいます。

 

 

そして2回目のレッスン、たった2週間で見違えるほど変わってしまいました

 

見た目で判断するとギリギリな気もしましたが、音質が前回とは別人だし倍音が増え響きすぐハモる

何より「いつも本番になると練習では出た高音が出なくなっていたが、出るようになった」と聞いたので問題なさそうでした。

 

 

見た目よりも音で判断

私も昔は上唇がギリギリでしたが、バテないしハイG(実音F)が出てたので気にしていませんでした。

例え見た目に違和感を感じてもバテずに高音も出て音色も良ければ気にする事はないと思います。

 

現在私はサウンドの向上を優先しているのですが、アンブシュアがどんどん変わっていっています。最近ダブルハイGとはご無沙汰ですが、またすぐ出る気がしますのであまり心配はしていません。

 

 

2回目のレッスンはあまりにも生徒さんが良くなりすぎたので、どこか間違っているんじゃないか?とさえ思いました(笑)

次回のレッスンも楽しみです。

 

 

 

tokuya-tp.hatenablog.com