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サトウトクヤのアレクサンダー・テクニーク~トランペットを誰もが楽しめる楽器に~

トランペット、アレクサンダー・テクニーク教師サトウトクヤのブログ。アレクサンダー・テクニークとトランペットについて。Facebookページやツイッターもやってます。

全音域を行き来するための息・お腹の支え

ハイノート 呼吸・ブレス

良く管楽器を演奏すると息の支えが必要だ、お腹の支えが必要だと言われます。

 

楽器を始めたての頃は覚えてないのですが、気付いたらいつも同じ動きをしていたのでお伝えします。

 

アレクサンダー・テクニークを用いて楽器を吹くと自然にこの動きになるので金管楽器はもちろん、管楽器に共通する動きかもしれません。(もちろん他の楽器は吹けないので、トランペットに限る動きかもしれませんが)

 

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最初にやり方を説明します。

もちろんご存知の方はアレクサンダー・テクニークを常に用いて行ってください。

 

1、自然な状態で息を吸う

理想は自由にたくさん吸う事です。ですが普段から呼吸が浅い人がたくさん吸おうとしても力むだけなので、まずは軽く吸う、もしくは最初に吐き切ってから肺やろっ骨が自然に拡がる動きに合わせて+α吸ってください

 

2、息を止める

たくさん吸えたら息を止めます、吐きたくなると思いますが少し我慢。

5~10秒我慢できないとなると吸い過ぎだと思います、目安はこれで演奏出来るくらいです。

 

3、お腹が自然に凹むのを待つ

息を止めたらすぐ起きる動きだと思います。お腹をヘコませるのではなく、自然にヘコむのを待つのがポイントです。

おへそ辺りがヘコみます、腹筋群が収縮しているのか腹腔圧が下がりヘコんでいるのかは分かりませんが、後者だと思います。

 

4、腹直筋がみぞおちに向かって収縮する。

これは3とほぼ同時に起こります。

これも腹直筋を収縮させようと思ってやるのではなく、息が流れないように自然に収縮するようにです。収縮すると書いたのは、みぞおち下の腹筋が固いからです。

 

よく高音が得意なハイノートビュンビュン系のプレイヤーが「お腹を殴ってみろ!」なんて話を聞きますが、ここの事なのかなぁと思います。僕は痛いのでやりません・・・。

 

5、空気圧が身体を内側から広げてくれるのを待つ

外に出ようとする空気の圧が肺やろっ骨、肩周りを内側から押し広げてくれるのを待ちます。

体が上に持ち上がるような体験をされるかもしれませんが、重心を下げようと思っている人にはこれが起きません、重心は下げなくていいです

もしかするとこのフェイズはいらないかもしれませんが、この時に特にアレクサンダー・テクニークを用いると効果的な気もします。

 

6、吹きます。

お好きな曲を演奏してください。

注意して欲しいのは、タンギングを唇でなく舌でやるという事です。

 

7、息を吐き出します。

吐き出しますと書きましたが、演奏しきった後は自然に息が「ぶはぁ!」っと出ると思います。これが息で・お腹で支えるという事なんじゃないかと思います。

「呼気時の吸気的傾向」なんて言いますが同じ事なのかなとも、朝練読み返したいと思います。

 

 

 

トランペットでは五線上のソ辺りからこの動きがないとハッキリとした音は吹けないなと感じています。五線の中の音域はこれ抜きでも音が出てしまうのですが、そう吹いている人は五線から抜け出せないのかもしれませんし、低音やピアニッシモでも通らない音のように感じます。

 

僕は高音域はこの動きが必須のように感じますし、低音に降りて来てもこの状態はキープされてます。

 

よく呼吸を止めずに吹かないと緊張してしまうと言われますが、緊張しないでも息を止める事は可能だと思いますし、メリットはたくさんあると思います。

「自分の音で奏でよう!」のファーガス・マクウィリアム氏も同書で目的は違いますが「先取りブレス」という表現で息を止める事のメリットを挙げています。

 

 

 

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