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サトウトクヤのブログ~トランペットを誰もが楽しめる楽器に~

アレクサンダー・テクニークとトランペットについて書いてあるブログ。

自分のこと3~大スランプとアレクサンダー・テクニークとの出会い~

前回はタングマジック(現ハイノート入門)でCG奏法を知り、真面目に練習していたらダブルハイCが簡単に吹けるようになってしまった、というお話。

 

もちろん、ビッグバンドで使える音量・音圧で。

tokuya-tp.hatenablog.com

 

今回は、一転して大スランプに陥ったお話。

スランプ脱出まで2年はかかったのかな、その後も1年ぐらい苦しんで今ようやく光が見えてきた感じです(だから自分の事書こうと思える余裕が生まれたのかも)

 

しかし、いざ書こうとしてもどうスランプになったのか思い出せないぞ・・・思い出しながら書いてあるので文章がいつも以上に散らかってます。

 

  目次

 

 

 

急に調子が不安定に

あまり覚えていないのですが、2013年2月にトラで乗ったバンドの本番がスランプになる前の最後の本番でした。

 

MFのアレンジではないのですがA列車で最後ハイAを吹いたり(3rdだったのでタブ上げ)、何かの曲のエンディングノートをダブルハイCで終えたりと絶好調でした。緊張でガチガチ呼吸乱れまくりの演奏ですが高音はいつも通り吹けました。1曲だけyoutubeにアップされてるので探せばあります、まず見つからないと思いますし教えません(^^;)

 

また別のバンドの3月のライブでは緊張してボロボロでした、リハではバリバリ吹けていたのですが・・・いつもの事。

 

2/25と3/16の練習ノートを見る限りこの辺りで音色がグンと良くなったとあります。3/20にも「練習楽しい!」とあるのでまだスランプにはなってない様子。4/13の時点で「絶不調!」と書いてるのでこの辺りからスランプになった様です。

 

 

アレクサンダー・テクニークに出会う

過去の日記を見ると2013年の4/17にバジルさんの最初の書籍「メンタルガイドブック」と「吹奏楽部指導者が心がけたい9つのこと」を読んだとあります。

 

「本当に欲しかったのはどんなマウスピースでも教則本でもなくこの本だったのかも・・・」とまで書いてある。

 

この頃は思う様に楽器が吹けずメンタル的に参っていたので、かなり気持ちが楽になったのを覚えています。フィジカルよりはメンタル面から入ったので、姿勢とかその辺りはまだ試していなかったような気がします。

 

 

そのままインナーテニスという書籍にも興味を持ち、購入しています(ATと親和性の高い内容です)。5月の野外ライブは7,8割の調子で吹けていたらしい。インナーゲームのアイディアを採用して少し良くなったのを覚えています。

 

それでも6月2日の日記には「スランプ?」「息が吸えない吐けない・・・」とある。チェストアップが出来ていないんだろうと必死でやっていました。ブリージングエクササイズも真面目に取り組みましたが、前みたいな効果はありませんでした。

 

かと思えば、6/8のハイノート講座に後輩の付き添いで参加しているのですが、この日は調子が良く最後のハイノートチャレンジでハイB♭(シ♭)まで吹けました。後日「1人だけ良かった、そこらのアマチュアサウンドじゃない」と言われてまた天狗になる・・・orz

 

お世辞に弱いのか・・・いずれにせよ楽器の調子は不安定です。

 

 

楽器とマウスピースの変化

この頃何かと変化が起きました。

 

レッスンで音がまた一段とブライトになったと言われたり、5月末からマウスピースを小さく感じはじめ、リムサイズを10番から7番に変えようとしたり・・・。結局元のMS10に落ち着きましたが。

 

また、某楽器屋の店員さんに一瞬お借りしたボブリーブスのJH(改)マウスピースがすこぶる良く楽にダブルハイCが吹けました。翌日、真面目にブリージング・エクササイズをやると音のハリが戻り、ダブルハイCも細いけど吹けていました。後日すぐダメになりましたが。

 

6/13、ツバ抜きのネジを締めると音が良くなる事に気付きました。先生もFBでその変化について書かれており同じ楽器を使用している皆さんのコメントがありました。音がまとまり明るくなり反応も良くなる・・・でも、後述しますがこれが良くなかったのかも。

 

 

アレクサンダー・テクニークのレッスンを受ける

6月末にバジルさんの体験レッスンに参加。椅子に座っていたのですが、身体が宙に浮くような、水中で座っているような感覚になりました。

 

当時は「前みたいに深いブレスが出来ないのはチェストアップが足りないからだ!」とかなり無理めの姿勢をしたり、それまで通っていたカイロプラクティックに通う回数が減ったのもあり身体がガチガチだったのでそのギャップが凄かったのだと思います。他の参加者はそれほど反応無かったような。

 

肝心のトランペットでは自分に分かるほどの変化はありませんでしたが、他の参加者(ヨガ系の方2人とプロのフルート奏者)が「全然違う!」と言うので変わったみたいです。自分は???でした。それでも何かあるぞと思い、そのままアレクサンダー・テクニークのベーシック(一般)コースに入会。ほぼ毎日通っていました。

 

始めは3カ月で要点だけ掴んでやめようと思っていました。ところが2ヶ月のうちに日常生活の動きに改善が見られ、当時通っていたカイロプラクティックをやめたり、レッスン中だけでしたがハイGが前みたいに楽にフォルテッシモで吹けたりと効果が目に見えて出ていたので「こんなに凄いのならもっと続けよう!どうせなら教師資格も取ろう」とプロコース(教師養成コース)に入会してしまいました。

 

カイロプラクティックで完全に改善しなかった首の突発的な痛みが、自分で治せたのには驚きでした。今も痛みは再発してないです。

個人差ありますし、治療出来るようになると保証するものではないです。念のため。

 

 

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教師養成コースで学び始める

一般コースに2ヶ月通ってたのですが、ここで初めて「頭が動けて」の意識の仕方に気付きました。

 

今まで思っているだけで本当に意識出来ていなかったんです。アレクサンダーのレッスンを受けたこと無い人には意味不明かもしれませんが。

 

レッスンを受けていると、今までカイロプラクティックで良いと言われていた姿勢はAT的には無理のある姿勢だったそうです。 また、チェストアップも無理がある、と・・・。今までのは何だったのか?と思いましたが、これについては次か次の記事にでも。単に方向性の違いでした。

 

初期のころは楽に吹けていた感覚がそのまま蘇ってきたのでアレクサンダー・テクニークにも何か共通点があると思っていましたが、数ヶ月するとアレクサンダー・テクニークとトランペットは相性悪いのではないか?と思うように・・・

 

でも、チェリストでもあるビビアン先生のレッスンは完全にチェストアップのそれだったので安心したりもしました。

 

 

楽器の不調に気付く

9月くらいに、使用している楽器のツバ抜きのネジが潰れているのに気付きました。閉めようとしてもクルクル回り続けるんです。

 

「6月にネジを締めると良くなる」と色々やっていたのですが、これが良くなかったんでしょうね。ネジが閉められなくなると抵抗が一気に無くなり、吹けども吹けども息がすっぽ抜けるだけで辛い

 

そしてこれは僕だけでなく、FBやmixiを見ると同じCGトランペットを使用している人達にも起きているというのです。謎の大スランプの原因はこれなのかも?と。

 

その証拠に、キャンプで他の方のCGトランペットをお借りした時は普通に吹けたり、この頃にキャロルブラスのMSトランペットのプロトタイプを吹いたのですが、楽にダブルハイC吹けてしまったんですよね。

 

あまりに楽だったので「これ(試作品)売ってください!」とお願いしたのですがまだ未完成なのでダメでした。結局リリースされたのは2016年?早くリリースされていたらレッスンは続けていたしアレクサンダー・テクニークもやらなかったと思います。

 

10月8日「ネジがゆるむだけで調子変わるっておかしいんじゃないの・・・」とメモがありました(笑)しかもパーツ供給が安定してないので確か10カ月くらい待ちました。パーツが届き修理して吹いてみるとダブルハイC楽に吹けちゃったんですよね・・・このあと書きますがこの一年は何だったのかと。

 

 

別のCGトランペットを購入

自分の楽器が信じられなくなり困っていると、12月ごろ先生から中古のCGトランペットが手に入ったと連絡がありすぐ購入しました。それで吹くと「音が違うよ」と。

 

これで安心だ!・・・と思ったらこれも全然鳴らないんです。まだ自分が慣れてないのかなとしばらく使うも全然鳴らない。抵抗が無いのではなく管体が振動しないタイプのキツさで吹けたものではない。

 

ある程度使ってると、(この楽器に関して言えば)グリスが溶けてスカスカになった方が鳴る事に気付きました。なのでしばらくはグリスをひと塗りだけ、スライドオイルも一滴だけ、バルブオイルは普通の量でグリスアップして神経質なほど気を使って使用していました。前の楽器なら?グリスべったり塗りたくってたのに。

 

少しマシになりましたが・・・それでも鳴らないので他のお弟子さん達に話をすると「先生が紹介した楽器だから間違いないはず」「カリキュラムをやる事が大事なんだ」と言われました。ある日レッスンにて「これおかしく無いですか?」と吹いてもらうもハイG辺りで頭打ち。すると「少しキツイけど大丈夫だよ」との事。

 

ペダルC~ダブルハイC(細い辛い)まで吹ける時もあれば、全然ならない時も。でもやっぱりキツい。まだ前のトランペットの方が吹き易いです、前のは抵抗が無くなって息がすっぽ抜けるので逆に辛いんですけどね。結局半年ほど使いました。

 

 

ペダルCとアンブシュア

この頃アンブシュアがいつのまにか変わってる事に気付きました。これもスランプの原因だったのかもしれません。2013年の7月辺りに少しずつ開放でペダルC(ド)が出るようになったのですが、スランプになり始めた時期と少し被っていたので。

 

今でもですが、ペダルCを吹くとマウスピースの位置が上めになることに気付きました。クラウド・ゴードンが推奨する上唇2/3、下唇1/3なのですが、これが高音が吹けなくなった原因でもありました。

 

本番当日の音出しで前のアンブシュアに必死で戻し、乗り越えたのを覚えています。ただ、この比率が自分には合わなかっただけなのか、このアンブシュアで吹ける筋肉が育ってなかったからなのか、絶妙なバランスが必要だったからなのかは今でも分かりません。

 

 

そしてペダルCが吹けるようになったからか、楽器が鳴らないせいか、10番のマウスピースがまた大きく感じるようになりました。なので2014年2月11日からMSパーソナルを使用し始めています。この辺りからマウスピースが一気に増え始めます。

 

MSシリーズで一番小さいバック20Cサイズのマウスピースです。MS10が大きく感じるようになり、仕方なく使い始めたのですが流石に小さい、当時の演奏聴くと曲は凄く吹き難そうです。MS12やMS18があったら良いなぁと思ってました。そのおかげでMFマウスピースを吹けるようにもなったのですけどね。

 

 

 

2014/03/29のライブは、このCGトランペットを使った最後のライブとなりました。

 

次は・・・独学