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サトウトクヤのアレクサンダー・テクニーク~トランペットを誰もが楽しめる楽器に~

アレクサンダー・テクニークとトランペットについて書いてあるブログ。

ホルン吹きがトランペットを吹く、コンバートするとこもった音になる、高音が出難い件について

中学でホルンを吹いていて、高校でトランペットにコンバートした。

ホルン吹きだけど遊びでトランペットを吹いてみた

 

という事あると思いますが

「トランペットだとこもった音になる」

高音が出し難い」なんて事を聞きます。

 

慣れの問題なのかなと思ってましたが、ネットで調べると

「ホルンからトランペットへのコンバートだと上達が遅い」

「逆にトランペットからホルンのコンバートだと上手くいきやすい」

なんて意見もありました。

なので色々書いてみました。

 

 

※最初に書いておきます

筆者はホルンを真面目に吹いた事がありません。

トランペット目線です。

金管楽器の響き(音質)に焦点を当てて書いています。

ホルンらしいトランペットらしい音について焦点を当てて書いてはいません。

 

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柔らかい音≠こもった音。暗い音≠響いてない音

ホルン吹き全員がって訳ではありませんが、ホルンで実音ハイFを軽く吹く方でも、トランペットになると響いてない音で吹く人がいます。

 

というのも、ホルン上手な友人がいるのですがトランペット吹いた途端凄くこもった音になってビックリした事がありました。本人は暗く柔らかい音を吹いていたのかもしれませんが、トランペット的には響きの無いこもった音でした。

 

「あ、普段から息じゃなく唇でホルン吹いてるんだろうな」って。

おそらく息があまり仕事してないのか唇を固くして抵抗を作り、それにより音は出るが響きが無い状態。いわゆる口先で吹いている。

 

ホルンを真面目に吹いた事はないので分かりませんが、もしかするとホルンは主に唇で吹いてもホルンらしい音が出るのかもしれません。その友人上手ですし、楽器問わず金管で「あれ?」って音で吹く人いますが、そんな感じもしません。

 

こんなのもありました。

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

ですが、そういう人はホルンからトランペットにコンバートする場合、今までのホルン奏法から金管奏法に変える必要があると思います。

 

 

抵抗感の違い

ホルンのマウスピースはカップが深いので唇を固くしても吹けてしまうし(これは大きいマウスピースを使うトランペットにも言えます)、管が長く抵抗もあるのである程度唇で無茶できてしまいます。自論ですが。

 

でもトランペット、特に高音ではその無茶が命取りになると思っています。なのでトランペットならまずトランペット吹きの意見を参考にすると良いと思います。

 

トランペットも無茶して唇が固いとモーモーとこもった音になるのですが、ホルンだとその吹き方でもホルンらしい音が出る、高音も吹けてしまうのかもしれません。

 

でもバボラークは音を聞く限りそう吹いてはいないように聴こえます。右手の使い方に何かあるんでしょうかね。

 

 

カップが大きいと、楽器に抵抗があると、吹けてしまう

息が足りないと唇を固くして抵抗を作り音を出してしまう事があります。

 

ほの全てが悪いことでは無いのですが、唇を固くすると唇が振動しにくくなり、少しカップに触れただけで振動が止まり音が出なくなります。

 

ホルンやトランペットの1-1/2Cの様な深くて大きいマウスピースだとその心配も無いのですが、クセになると口先で吹くようになったり、浅いマウスピースは自分には吹けないと思ってしまうんだと思います。

 

 

 

抵抗のある方が無茶できるというのは、バック37とシルキーB5をイメージしてみてください。

 

バックは無茶して唇を固めに吹いても楽器に抵抗があるので息の返しがあり鳴ってくれますが、シルキーは抵抗が少ないので唇で無茶したら楽器からの返しが無く、息だけが持っていかれてしまいます。

 

唇で抵抗を作るとバックでは息が入らない、シルキーでは息がすっぽ抜けてキツく感じます。なのでどちらも高音が吹き難い、バテ易いに繋がるんだと思います。

 

似たような話ですが、過去記事のスロート拡張の記事を読んでみてください。

tokuya-tp.hatenablog.com

昔は吹けたのですが今シルキーのBシリーズは難しくて吹けません・・・Sシリーズの人気があるのはこの事からかもしれません。

 

ホルンよりトランペットの方が抵抗キツイって人は唇で抵抗作ってる事に気付いてないのだと思います。ピッコロトランペットは普通のトランペットより管が短く抵抗も少ない、なのにピッコロトランペットの方がキツイって感じるのと同じだと思います。

 

 

響いている、金管らしい音を

トランペット吹きがホルンを吹くと「トランペットみたいな音だね」と言われる事がありますが、恐らく奏者側のイメージの問題であって、息主体で吹けている人はどちらも響く音で吹けていると思います。

 

ホルン吹きがトランペットを吹いても、響いている音が分かっていれば「ホルンみたいな音」でも響いている音で吹けるようになると思います。いつまでもモーモーした音で吹いていたらご一考を。

 

僕が伝えたいのは響きのない音がホルンらしい音ではないという事なのですが、どうでしょうか?そしてトランペットらしい、ホルンらしいの前に金管らしい音があるのかなと思います。

 

「トランペットみたいな音がする」と言われるのはホルンだけでなく、トランペット吹きがコルネット、フリューゲルホルンを吹く時にもよく言われますね。でも響きは保っている、金管らしい音で吹けている事が多いです。

 

逆にコルネット吹きがトランペットが吹き難いと感じたり、フリューゲルホルン吹きがトランペットを吹くと響きの無い音になったりする事もあります。ユーフォ吹きがトロンボーン吹き難いのも同じかもしれません。

 

もちろん響きのないこもってる音でトランペットを吹くトランペット吹きもいます。「暗い柔らかい音が好き」と言う人に多い気がします。フリューゲルホルンになると更に増える印象。フリューゲルホルンで高音が吹き難い人はトランペットでも唇で吹いている可能性があります。

 

 

アンブシュア、奏法が違う?

楽器の構造が違うので吹き方もどこか違うのは当然なのですが、そこまで気にしなくても良いんじゃないかと個人的には思っています。

 

フリューゲルホルンへの持ち替えを例にとると、アンブシュアや奏法から入るのもいいと思いますがその楽器の音のイメージが頭にあるかどうかの方が大事な気がします(僕も全然なんですが)。

 

フリューゲルホルンとトランペットは全然別の楽器だからそれぞれ練習が必要という意見があります、これはアンブシュアを身に付けるとか奏法の練習というよりイメージに合った音を吹く練習って事を指してるのかなと。

 

フリューゲルホルンのイメージがないとトランペットみたいな音になりますし、イメージ出来ていればトランペットのマウスピースでフリューゲルホルンを吹いてもフリューゲルホルンの音で吹ける人もいます。

 

ホルンもイメージがあればそのうち自然と吹き方も変わるのではないでしょうか。

 

「トランペットとホルンは吹き方が違う」と気付かれた方も、それは結果であって最初から「こう吹けば良い」と知っていた訳ではないと思います。アンブシュアを変えるというより、無理せず吹けばその楽器に合ったアンブシュアになると思うので、道具に・イメージに合わせて吹けば良いのかなと思いました。慣れれば次から違う吹き方を意識して吹く事が出来ると思いますし。

 
 

 

 

思った事を書いただけですので、それがホルンの音であるなら問題ないと思います。もちろん、ホルン→トラペットまたはトランペット→ホルンとコンバートを経験したプロ奏者の方の意見の方が信憑性が高いです。

 

別にその人がずっとホルン吹きで、それで本人も周りもOKならいいと思います。ただ、トランペットにコンバートしたので上達したい!というのであればトランペットのイメージを持ち、唇でなく息主体で吹くようにすると良いと思います。

 

 

tokuya-tp.hatenablog.com

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