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サトウトクヤのアレクサンダー・テクニーク~トランペットを誰もが楽しめる楽器に~

トランペット、アレクサンダー・テクニーク教師サトウトクヤのブログ。アレクサンダー・テクニークとトランペットについて。Facebookページやツイッターもやってます。

「楽器を続けるか迷っています・・・演奏会を終える度にやめたくなります。」

先日、大学自体に所属していたビッグバンドサークルの定期演奏会がありました。

 

私はOBOGステージにリード・トランペットとして参加し、スランプに陥って以来久しぶりに楽しく演奏をする事が出来ました。

アレクサンダー・テクニークや今のトランペットの先生に出会えて良かったなと心から思えました。そして演奏する機会を与えてくれた後輩達にも感謝です。

 

 

 

さて、演奏も終わり一番の楽しみではないかと言っても過言ではない、待ちに待った打ち上げでの話(笑)

引退する現役生には労いの言葉を、同じOBOGとはお酒を飲みながらセッションしたり「あそこミスっちゃいました~あはは~」と談笑していました。現役生はお酒も飲まずプレゼント交換してました。

 

 

そんな中、ある後輩と話していたらタイトルにあるような話題になったんです。

 

「私楽器続けるか迷ってるんですよねー、入社一年目なんですが両立できるのかどうか・・・」こんな話題から始まった様に思います。ちゃんとは覚えていません、風邪ひきでお酒も入っていたもので・・・。

 

話を聞いていると

「今回のソロでまた沢山ミスをした」

「演奏会が終わる度に自分の演奏が嫌になり楽器をやめたくなる

「やめたいと思っているのに街中ではジャズが流れていてイライラしてしまう」

「それでも音楽を聴いているとまたやりたくなる

「でも仕事もあるのでちゃんと続けられるか心配、演奏会の度に嫌になるならいっそのことやめようか」

 

のループだそうです。

 

 

あー、これは・・・昔の自分だ。

 

 

大学を卒業し、働き始めて週に1,2回しか練習出来なくなった事で調子がかなり不安定になった。

 

最初は調子が良いのに合奏に参加すると調子が悪くなり、本番はボロボロ

必死に練習したのにこれしか出来なかった

途中の決めはもちろん、ラストのハイノートはどんなに必死になっても出ない。演奏が終わるとその場に崩れ、死にたくなる

 

こんなリードプレイじゃ意味無い必要とされていない、お客さんはこんなのを聞きに来たんじゃない

こんな演奏しか出来ないなら楽器をやめたい。楽器を地面に叩きつけたくなる。

 

それでもまた演奏がしたくなる、また楽しく演奏をしたい

 

 

 

ほとんど覚えていませんが、今自分が思っている事を伝えました。

 

「自分も昔はそうだった、でもそれは思いこみだった。」

プロでもライブ録音のCDでは結構ミスしてる。それでも演奏が素晴らしい!演奏スキルが高いのもそうだけど、それはきっと今演奏すべき音に意識を集中しているから」

過ぎたミスや、何十小節後にある難しいフレーズを不安に思っても今出来る事は何もない。出来るのは今ある音を演奏するだけ」

「普段の練習も一緒、本番成功するも失敗するもその時にならないと分からないのに、普段からビクビク練習してたら勿体ない。」

「本番5回連続成功しても失敗するかもしれないし、練習で一回も成功しなかった事が積み重ねで本番に出来る事だってある。」

「本番上手くいったも失敗したも、本人の基準次第。自分でその基準を高く設定し過ぎてたらどんなに頑張っても達成できやしない自分で自分を苦しめるだけ

「楽器を続けるだって、毎日ちゃんと練習しなきゃいけないなんて事はない。半年に1,2回ケースから出してちょっと練習するだけでも続けている事になる。」

 

 

こんな事を話したような気がします。

ちょっと録音していれば良かった、ホント良い事言ってたな自分。

 

実際には相手の意見も聞きながら(おそらくもっと)話していたと思います。

これを聞いた後輩は大粒の涙を、流しはしませんでしたが、力強く「おお!!」と返事してくれました。

 

 

大きな発見だったようで、「トクヤさんと話せて良かったです!」と。

 

僕自身6年近く苦しんできた事だったので(もしかしたら楽器演奏するもっと前から?)、ほんとあっさりでしたが伝えられて良かったと思いました。

 

 

音楽活動を辛くしているのは、自分自身の思い込みが多いように感じます。

彼女の今後の活動が楽しいものになると良いなあ。

 

 

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