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サトウトクヤのブログ~トランペットを誰もが楽しめる楽器に~

アレクサンダー・テクニークとトランペットについて書いてあるブログ。

金管楽器のアンブシュア

アンブシュアについて基本的な事を書きます。

最初にこのページから読んでもらえればと思います。

 

 

  目次

 

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真ん中じゃなくてもいい

未だにマウスピースは唇の真ん中に当てないといけないと思い込んでいる人が多いです。

 

唇の厚さ、歯並び、骨格などの違いによってその人の吹き易い位置は変わってきます。色んな人がいるのに皆同じ位置で吹けるはずがないんです。マウスピースを直接歯に当ててグラつかないところに当てると良い場合が多いです。

tokuya-tp.hatenablog.com

 

真ん中で吹いている人は滅多にいません。プロ奏者でも凄く上、凄く下、凄く左、凄く右に寄ってる人はたくさんいます。

tokuya-tp.hatenablog.com

 

 

動いてもいい、同じ口で吹かなくてもいい

「マウスピースは動かさないように」

「どの音域でも同じ口で吹きなさい」

という指導がたまにあります。

 

確かに上手な人はマウスピースやアンブシュアが動いていない様に見えますが、わずかに動いています。そして最初から微動だにせず吹ける人なんてまずいません。

 

そもそも、違う音を吹いているのに同じ口で吹けって変じゃないですか。

 

最初は大きく動いてしまっても、上達するにつれ少しずつ動きは目立たなくなります。なので始めのうちは動いても気にする必要はありません。

 

高い音が出ないからと自分から動かし過ぎるのはやり過ぎですが「動かさないように!」と思い過ぎると口元が緊張して吹き難くなります。「動いてもいいんだ」と思って吹くと良いでしょう。

 

 

横に引かない?唇を巻かない?押し出さない?

世間一般的なイメージとして「唇を横に引いて吹く」というものがありますが、金管奏者の中でその考えはもう過去の物です。独学で始められる方は唇を引いて吹いてしまう方が多いですね。実際は横に引いている様に見える、だけなのです(でも少し引くかも?笑)。

 

唇を巻いてはいけない、という教えもあります。ですが、これは人によります。巻かなくても良い人もいると、巻く必要がある人もいる。もしかすると今は巻いて吹いているが上達すればいつのまにか巻かなくても吹けるようになる場合だってあるでしょう。

 

唇を巻くの反対で唇を突き出す、すぼめるといった表現をされる場合もあります。タコの口とまでは言い過ぎですが、少し前に出す。これが必要という指導者もいますし、やる必要はないという人もいます。無意識にその形になればOKという人も。つまりこれも人それぞれです。そして上達すればそれが上手く出来るようになるかもしれないし、やらなくてもよくなる場合もあります。

 

そして、これらは感覚的な問題でもあります。「○○してはいけない」という思考が必要な唇をハリを作るのを防止してしまうケースもあるそうです。何事もやり過ぎもやらなさ過ぎは良くなく、バランス良く行うのが良いですね。

 

 

口の中を広く?口を開けなさい?

響きのある音を出すために口を開けなさいという指導があります。

これも同じですが、やり過ぎ、やらな過ぎは良くないです。

 

トランペットのような高音を担当する楽器では口が狭すぎる人が多いように感じます。口の中が狭いので息の流れが滞り(もしくは最適な唇のハリにならず)、唇を固めて吹いてしまっている人をよく見ます。

tokuya-tp.hatenablog.com

 

反対に低音を担当する楽器では口を広げ過ぎている場合が多いように感じます。口を広げ過ぎて息が失速してしまいうまく吹けない。結果どこかが頑張ってしまう。低音でいつも口を拡げているから高音で口の中を狭くするのが上手くできず疲れてしまう、なんて事も。

 

例えば、指はそのままで真ん中のソを吹きながら半音上げげ下げして丁度響くポイントを見つけるなんてすると良いでしょう。音が響いていたらチューナーをチェックして、高ければ抜くし、低ければチューニング管を入れる。トランペットなら大体10ミリ~15ミリと言われています。

 

 

「押しつけない様に」なんて思わなくていい

バテる事や音質が悪くなる事を気にしてマウスピースを押しつけない様にと思っている人は多いと思いますが、逆効果になってる人が多いです。

 

マウスピースがきちんと唇に密着していないと音を鳴らすのに必要な唇のハリが生まれません。

 

なので唇自身を絞めて唇のハリを作り、音を出している事になります。とうぜん、唇に力が入ったままなので唇はバテて易くなりますし、唇が固いので音質も固くなります。(押しつけをなるべくしないで唇自身の力でアンブシュアを支える、という奏法もあります。)

 

押しつけても音が固いままという人は無意識に唇を絞め過ぎています。マウスピースを当てて「ただ息を流す」事をしてみてください、音が出たら唇を絞めている場合が多いです。

tokuya-tp.hatenablog.com

 

 

さすがに唇が痛い、切れる、歯がぐらつく、なんてのはやり過ぎですが「どのくらい密着すれば良いのか?」を何回か試しながら見つけてみてください。上達すれば徐々にプレスが弱くなっていくかもしれませんし、逆にもっと必要な事に気付くかもしれません。

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上下に対してマウスピースが真ん中、下めの位置に当たっている人はプレスをしても大丈夫な場合が多い様に感じます。もしくは唇が厚い人。

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真っすぐ構えなくていい

これは構えの話ですが、アンブシュアにも関係してきます。

 

人によって口元の形は違います。すると当然ですが人によっては楽器が上を向いたり下を向いたりもします。つまり、楽器の角度も人それぞれなんです。

 

例えば、楽器が下向きな人が無理に上向きに構えると、マウスピースが下唇から離れてしまいます。そのまま吹くと密着が足りないので唇が締まり良くないです。逆もあり得ます。

 

常に吹き易い密着を保ちつつ、ベルアップが必要な時は首や腕、股関節を使ってやるといいでしょう。

 

もしくは楽な角度で音を出しながらベルを上げる練習をする。音が悪くなったら無理して上げている事になります。

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