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サトウトクヤのアレクサンダー・テクニーク~トランペットを誰もが楽しめる楽器に~

アレクサンダー・テクニークとトランペットについて書いてあるブログ。

バジルさんのレッスンを見学(ピッコロトランペット)

先日は新宿BODY CHANCEスタジオにて、バジルさんのベーシックコース(一般グループレッスン)を見学してきました。

 

私自身の成長が垣間見えたので(笑)記録がてら書きとめます。

 

 

ピッコロトランペット

学生さんでしょうか?BODY CHANCEにも何度か通われてるようで立ち方が素敵でした。

 

一曲吹いて私が観察した事→アドバイスするとしたら

1、身体の事を忘れている。

 息を上手く消費出来ておらず吸う時に入ってこないので吸いにいっている。

 →逆深呼吸や万歳などをしてもらい身体を思いだしてもらう。

 

2、プレスが控えめ

 →左下へのプレスを意識してもらう。

 

3、吸う時に後ろにのけぞる。吸う音がする、ブレスが多い。

 →息を吸う時に野けぞる必要はない、背骨のカーブの事を伝える。

 

 

バジルさんの提案

これに対し、バジルさんは

1、片方ずつ、肘で肋骨周りをこすり身体を意識させる。

 「管楽器奏者はここ(前鋸筋かな?)が太くなる。」

 すると息を吸うようになり、辛そうでなく自然に入って来たのでブレスの回数も減った様に見えました。

 

2、プレスが足りないのを右を向くで解消。

 楽器はそのままに右を向くというアイディア、これは面白かったです。プスプスした音がなくなりました。

 

3、のけぞりを手で邪魔する、息吸う度に質問して思い出させる。

 呼吸のたびにのけぞるクセをバジルさんが背中を触ってジャマをする。

 また、楽器は置いて普段通りに呼吸してもらい、のけぞらずに吸える事を確認し再度楽器で。吸うタイミングで「息吸う時どうするの?」と言って思い出させていました。

 

 

観察した内容もアドバイスもほぼ同じ。

自身の成長が感じ取れて嬉しかったです(笑)

 

 

その他

「ピッコロは普通のB♭より唇を巻き込むといいかも?」

B♭管よりも抵抗が強いので、抵抗に負けずアンブシュアを維持し続けられるように、その分巻き込むという提案かなと思いました。

 

 

抵抗が強いセッティングには唇を締めて抵抗と戦い続けなければいけないのでバテやすい」とよく言われていますが、最近はそうでもないと思うようになりました。

 

私の考えですが、そもそも抵抗と戦う必要は無いですよね。表現の違いですが、確かに楽器の抵抗が変わると唇の支えは変わる気はします。

最近深いマウスピースからとても浅いマウスピース(ボブ・リーブスDカップからESカップ)に変更し抵抗が増しましたが、以前よりも唇が力んでいないんですよね。

リムサイズにもよるかと思いますが、私のマイブームは高音域では唇を開く方向です。

 

 

 

「ハイAの時は普段よりマウスピースの位置を下げる。」

これは上唇の振動範囲を狭めて、効率良く振動させるためかと思いました。

GRマウスピースのアルファ・アングルを調整する考えだと思います。

 

 

「楽器の角度を上に向ける」

普段は左下の唇にセットしてアンブシュアを作っているので、プレスは右下に。

さらに必要な時はプレスそのままに楽器の角度を上にする。これは下唇を上へより閉じるためのスペースを作ってあげる。

 

という説明でした。

 普段しない動きなので戸惑っていらっしゃいましたが、慣れて行けばもっとスムーズに移行するようになると思いました。

 
 

私も高音域における下唇(アゴ、舌)の動きは必要だと思います。

私の場合は楽器の角度を下にする事により、カップが斜め下に移動しスペースが生まれ、下唇の稼働域が広がるのでそこで調節しているようです。

 

 
もちろんレッスン中に音がどんどん良くなっていったのは言うまでもないですね。