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サトウトクヤのアレクサンダー・テクニーク~トランペットを誰もが楽しめる楽器に~

トランペット、アレクサンダー・テクニーク教師サトウトクヤのブログ。アレクサンダー・テクニークとトランペットについて。Facebookページやツイッターもやってます。

3つのアンブシュアタイプとペダルトーンについて思う事

3つのアンブシュアタイプを知り、今年思った事のまとめ

FBやツイッターの書き込みを簡単にまとめたものなので読みにくいと思いますが。

 

 

2016/5/24~低位置タイプだと思っていた頃~

最近改めてアンブシュアの上下比率に思うところが。

 

basilkritzer.jp

この記事にあるのは

 

「唇の上下比率によって息の流れが上下に分かれる」(事実、実際に起こっている事)

「唇の上下比率は骨格や歯並びによって決まっている」(らしい、断言してたかな?)

だから、マウスピースの位置が真ん中じゃなくてもいいんだよ、という。

 

「これが良い!」と決め付けたり型にはめたモノではなく、大勢の金管奏者をみて統計とると「どうもそうらしい」というもの。

 

アンブシュアに限らず「理論的にこれこれこうだからこれが良い!」って説明も好きだけど、データを取ったモノの方がより信憑性が高い、と(今のところは)思う。

※2016/12/20現在、生徒の多くがプロではなくアマチュアも混ざっている事から信憑性はそこまで高いとは思えなくなって来た。

 

 

自分の骨格的に合うタイプは記事の中でいう「低位置タイプ」

 後に自分は中高位置タイプなのでは?と思う様に。

上唇が少なく下唇が多い。上下比率は1:2。

思いつくのはウィントン・マルサリスフレディ・ハバードリー・モーガン、ウィリー・ムリヨと黒人系プレイヤーが多い印象。

 

とても強い音で明るく、高音も得意で何でも出来るらしい。

唯一苦手というか出来ないのはペダルトーン。これを吹くにはマウスピースを上にズラし高位置タイプに変える必要があるが、低位置タイプは本来の位置からずれると途端に吹けなくなるらしい

 

自分は骨格的には低位置タイプだけど、3年近くペダルの練習をしていたのでどちらにも行き来出来るようになってしまった。ペダルC♯までは高音と同じ低位置タイプでも吹けるけど、開放のペダルCやそれ以下は高位置に変えないと出ない。

 

そして、自分の場合は発音の際に高位置寄りだと音が不安定になる様子。ただ、慣れていないだけで音は高位置タイプの方が太くなっている気がする・・・

 

色んな考えがあって良いと思うけど、結果が出て楽しめれば何でも良いと思いました。

 

 

 

2016/8/10~低位置タイプとペダルトーン~

【3つのアンブシュアタイプとペダルトーン】

・超高位置タイプ(ペダルOK)
・中高位置タイプ(ペダルOK?)
・低位置タイプ(ペダルNGらしい)←わしこれ

 この頃もまだ低位置タイプだと思っている

 

basilkritzer.jp

David Wilken氏の「トランペットでペダルトーンを演奏することに伴うリスク」(バジルさん訳)を読むと、僕のアンブシュアタイプにはペダルトーンの練習が合わない、もしくはリスクがあるらしい。

 

ただ、この記事の動画に出てくるジェローム・カレ(おじいさん)の生徒のペダルはダブルペダルC(第一倍音=基音ではない、ベンドの延長線)だし、原文の方で見れるもう1つの動画のペダルは雑で汚い、あれを続けても意味はなさそう、開放ペダルCを吹ける人から指導受けてない自己流。

 

なによりドナルド・ラインハルトをはじめ、このアンブシュア論の人達はトロンボーン奏者であるので、トランペットのペダルCを理解していないのではないか?と僕は思う。(トロンボーンをはじめトランペット以外の金管のペダルCは簡単なので)

 

なので低位置タイプのアンブシュアはペダル吹けないのかも?と思いつつ、完全には腑に落ちきれていないのです。低位置タイプのままダブルハイC~ペダルCを吹ける人が見つかれば悩まず練習に打ち込めるのですが、そうそういないので自分で思考錯誤してます。自分にはペダルトーンは100%役に立たないと分かればやめられるのですけどね。

 

ペダルトーン必要ないという人達は力んでる傾向にあると僕は感じています。ペダルCをボーっと鳴らせる人は同じ音域でも何か違う。

 

ただ、エリックさんとサンドバルを例に出すと、エリックさんの高音は強さがあるのですがサンドバルにはそれが感じられない。友人も「サンドバルの音小さくてエリックさんの音しか聞こえなかった」と言っていました。

エリックさん:アンブシュア変えないとペダル吹けないので自分はやらないよ派

サンドバル:高音時のアンブシュアのままペダル吹けるので推奨派

 

ペダルを推奨する人の高音にはビッグバンドに必要な強さを感じないので、現代曲にはペダルCから繋がるハイノートは通用しないのかもしれないと思うようにもなりました、まだ本当にそうだとは分かりませんが。クラシックは別。

 

僕は高音~中低音域は高位置タイプ、ペダルG~C#まではどちらでも吹ける、ペダルCは高位置タイプにしないと吹けません。これを「アンブシュアタイプを切り替えているから良くない」と捉えるか「慣れればスムーズに吹けるようになる」と捉えるかによって練習も変わってきそう。個人的には後者で行きたいですがはたして。

 

 

 

以下、おまけ、蛇足

 

上唇が下唇に覆いかぶさるアンブシュア

【NGと言われているアンブシュアとペダルCとエリック・オービエ】
自分が高位置タイプにシフトすると、上唇が下唇に覆いかぶさるアンブシュアになる。これはどの教則本にも昔からNGとされてきているアンブシュア、らしい。ただ例外としてエリック・オービエはこのアンブシュアだけど素晴らしソリスト

 

ハッキリとは覚えていませんが、僕はトランペットを初めて1年ぐらいはこの上唇が覆いかぶさるアンブシュアで吹いていました。バックの6CでハイCがやっとでした。

ある時期から中川モデルの16B4NJを4カ月ほど使用し、小さいワーバートンの7Mに移行したところ一気にハイE、Fまで出るようになりました。恐らくこの時に今の上唇が覆いかぶさらないアンブシュアになったんだと思います。

 

ただ、高音を早く出したいと言う気持ちから無理が生じるアンブシュアになってしまったのかな?とも最近は思う様になりました。今のアンブシュアだとペダルCが吹けないからです。当時はバテないし音量も高音もバンバンでるのでそんなことは微塵も感じなかったのですが、実際のところは分かりません。

 

もしエリック氏が僕と同じように、昔は低位置アンブシュアだったけど自力かモーリス・アンドレの指示を受けて超高位置に変更し、ペダルCからハイノートまで自由に扱えるまでに演奏出来るようになっていたとしたら、夢が広がる(って話なだけ)。

 

 まだ自分は低位置アンブシュアだと思っていた頃の話。

 その2に続くかも