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サトウトクヤのブログ~トランペットを誰もが楽しめる楽器に~

アレクサンダー・テクニークとトランペットについて書いてあるブログ。

【質問】舌の位置が定まらず、音色が汚いです・・・

トランペットを吹かれているフォロワーさんのお悩みです。



質問
トランペットの先生に、舌先を下の歯or歯茎の裏に当てておく事と言われて試したところ、ハイノートが楽に出るようになりました。

ただ中低音の音色が損なわれている気がします。あまり意識した事はなくいつも舌先はフリーだったのですが(むしろ舌先を引っ込めて吹いていた)、音域ごとに舌先の位置を切り替えた方が良いのでしょうか?


回答
舌先はそのままの位置で良いと思います。くっつけなきゃと考えると難しいかもしれせん。「あいうえおかきくけこ…」と声に出しながら舌先がどこにあるか確認してみてください。そのくらい自然にくっついていると思います。


質問2
下の歯「付近」にある気がします…ほとんどフリーな状態でしょうか??


回答2
では舌先の位置を再確認してみてはどうでしょう?指で触るなり鏡で見るなり。もしかしたら実際の舌先より少し後ろを舌先と思っているかもしれません。


回答3
ホントだ、舌先の位置を勘違いしてました!という事は、今までの吹き方でも舌先は歯に触っていたのですね。舌って予想以上に長いですね(^_^;)ありがとうございました!



ここで内容を整理してみると

1、本当の舌先は常に下の歯or歯茎に当たっていた。
2、舌先と思っていたのは少し後ろのニセ舌先だった。
3、ニセ舌先を歯に当てる(近付ける)と高音が楽に、フリーな状態(引っ込める)と中低音が良かった。


まず、舌先を再認識した事により常に下の歯に当てていた事に気付けました。自然に喋る時や金管楽器を吹く時、ここが支点となります。


そしてフォロワーさんが勘違いしていた「ニセ舌先」は本物の舌先より少し後ろ。舌先を下の歯に当てたまま、ニセ舌先を歯に近付けたり遠ざける動きをしていた、との事です。

この動きで何か気付けたでしょうか?

実はアとイのシラブルを使用しているのと同じ動きになります。恐らくフォロワーさんもこの動きを無意識のうちにしていたと思われます。

中低音の音色が損なわれたのは、ニセ舌先を意識して歯に当てるとイのシラブルになるので息のスピードが早くなる等弊害が出たのではないでしょうか?


中低音はアのシラブル、高音はイのシラブルを使い分けるのをオススメします。



また、今回の舌先のように、人は自分が使ってる身体の部位を思い込みや無意識に誤った認識している事が良くあります。長年共にしてる体なので当然と言えば当然です。

そこで、改めて体の地図を作ってみてはどうでしょうか?

指が動かない、腹筋が使われてない、喉が開かない…誤解されてる事は結構あるのでは?楽器を持ったら人は楽器も体の一部と認識します。

自分の体の、楽器を見て触って再認識すると良いと思います。これがボディマッピングです。



お試しください。