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サトウトクヤのアレクサンダー・テクニーク~トランペットを誰もが楽しめる楽器に~

アレクサンダー・テクニークとトランペットについて書いてあるブログ。

☆危険な「1st・リードトランペットはこうあるべき」思考

今回は昔の自分を振り返りつつ書いてみようかなと。1stを任される、リードトランペットになった方に読んで欲しいです。

 

ATに出会い「こうあるべきだ、こうでないといけない」って思考を音楽に持ち込めば持ち込むほど、いずれ潰れてしまうのかなぁと思う様になりました。

 

学生時代に「リードラッパはこうであるべき」という考えを強く持っていたのですが、それを自分や人にまで無意識に押し付けてたもんだから、ここぞって時に上手くいかなかったのかな。そして学生さんに多いかも。

 

 

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リードトランペットはバンドの主

オーケストラや吹奏楽では指揮者がいますが、日本のビッグバンド、特にアマチュアで指揮者はあまり見られません。(海外のスクールバンドでは先生が指揮を取るのをyoutube等で良く見ますね)

ビッグバンドの場合は基本ドラムやベースに合わせますが、全体を仕切る意味ではリードトランペットがその役割を担っていると言っても過言ではありません。

 

バンドの最後列にいて曲の最高音を大きな音で吹くトランペットの音に影響されないメンバーはいないと思います。

実際、リードトランペットにピッチや吹き方を合わせる必要があります。それは音域と音量を併せ持つからこそ出来る事ですし、実際の配置もそれを狙っています。

 

ですが、それは音楽を作る上で大事な事なんですよね。

リードトランペットは他よりキツくても演奏するために努力しています。偉い、凄い、確かにそうです。親分、バンドを支配するなんて表現される事もありますが、音楽を作る上で大事な要素の1つなだけ、その他が従うべき!なんて思い過ぎない様にしたいですね。

 

バンドを支配するのではなく、音楽のために文字通り皆を導く演奏をしたいです。

 

 

リードトランペットの言う事は絶対

これは1つ目にも関係してくるかもしれません。

トランペットの1st譜は演奏するだけでも大変です、プロ奏者ならいざ知らず、アマチュアバンドでリードトランペットがコンサートマスターをされているバンドは少ないと思います。

 

となると、コンマスを担当するのはそれ以外。サックスやトロンボーンリズムセクションの誰かになりますが、トランペットの苦労を知らないプレイヤーからの一言ほどイラっと来るものはありません(^◇^)

他のトランペットやトロンボーンならまだ同じ金管なので分かってくれますが、サックスやリズムセクションから無理難題をしれっと言われ、やんわり無理だと伝えても分かってくれない時は・・・ね!

 

で、思うのは「リードトランペットに指図するな」、むしろ「歌い方から何まで全部オレに合わせろ」そしてそれが当然。でもそれが続くとメンバー間もややこしくなるので色々と学ぶ必要がある訳なんですね、お互いに

 

トランペットに合わせて音量を下げてもらうとか、ユニゾンは休むとか3rdに一部任せるか、どうしても辛いなら1stを2人用意するか。お互いを理解し合うのも大事ですし、その上でより良い演奏にするためなら努力も必要です。やりたい放題って訳にはいかないんですね。

 

 

オクターブ下げるなんてあり得ない

ある程度吹けるようになると思ってしまう気持ち。いや良いんですよ挑戦するその気持ち、大いに結構。イントロや盛り上がるところ、ラストノートなんか特に見せ場ですからね、パーン!と吹きたいものです。

 

プロの演奏や先輩方の演奏を聞いて高音に憧れないトランペット吹きはいません!平家でなければ人でないみたいなね、いやその人の自由ですけども。

 

全曲1st吹き切れるなら良いと思います、カッコいいですし作編曲者もそれを意図してその音をそこに書いた訳ですから。で、逆に下げたらカッコ悪いのでしょうか?僕は昔そう思っていたんですが・・・別にカッコ悪い事なんてありませんでした。

 

最近では高校生のビッグバンドも盛んでyoutubeにもアップされてるのを見たりもするのですが、最後まで吹き切るの?と思ったらオクターブ下げて終えたんです。

 

「高校生でなくとも大変だもんね~」と思いつつオクターブ下げたらカッコ悪いという考えが薄れていきました。 むしろ音はまとまってる。今思えば無理して吹かなくても良かったなあと(笑)特におかしくなければオクターブ下げてもOKですね。・・・でも吹きたい気持ちもあるので、それもそれでOKです。

 

オクターブ下げて作編曲者に失礼じゃないか?と不安に思った方はこちら

tokuya-tp.hatenablog.com

 

 

ビッグバンドはリードトランペットとドラムで決まる

これは昔先輩に言われましたが、雑誌を読んだり他の人に聞いても大体このような回答です。

個人的に良いサウンドで印象に残ってくれれば良いのですが早い話、派手で大きな音が出て一番最初に耳に届く楽器の音がお客さんの印象に残るという事でしょうかね。

 

一番聞こえると言う事でバンド全体の印象を決めてしまいますし、その人が変わればまたバンドの印象も変わります、バンドの顔となる訳です。で、ちょっとキビシイ人はこんな事言うんですよ。

 

「ラッパとドラムがミスしたら台無し」

うおーい!やめてくれ!

そんな事言うからミスしまいと何が何でも当てに行くガチガチの吹き方になって、結果音色もスタミナも犠牲になってしまうんですよ。少なくとも同じバンドメンバーはそんな事言ってやらないで欲しい。

むしろ他の人は1stトランペットがフワッと乗れるように土台作りにご協力願いたいです。

 

 

全ての責任を負うのは1stトランペット

トランペットはカッコいいんですよ。派手だし目立つし、ただの1音でもおいしいところ全部持ってっちゃいます。その反面、ミスしたら目立つのでその責任も大きい!!責任重大!ミスしたら死刑!!

 

と思ってました。でもそんな責任を負う必要はありませんでした、少なくともステージ上では。そもそも責任って何でしょうね?

 

早い話が「文句があるならあなたが吹いてください」だったんです。これ音楽家にとって1番のNGと思われがちですが、実はそうでも無いのかも。これについては反論あるかもしれませんが今度別に書いてみようと思います。

でもこれが僕を1番楽にしてくれた考えかもしれません。

 

 

とりあえずこのへんで。

 

 

 

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